イマジンカイザー

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編のイマジンカイザーのレビュー・感想・評価

5.0
原作は本作公開前後で軽く触れた程度。なので専門的なことは他の感想に任せつつ、一本の映画として観た観点から。
事前説明はほぼなく、テレビシリーズの予習はほぼ必須なものの、その分キャラ個々の見せ場に特化しつつ、台詞・演技・画で盛り上げるパワーの凄まじさには圧巻。原作のチカラもあるとはいえ、それを盛り立てる制作陣の熱の入れようも最高。とても幸せな相乗効果だなとおもいます。

終盤、敵の鬼が如何に気持ちの良いことを言おうとも、メイン格の登場人物たちが強く否を叩き付けて終わらせるところが本当に気持ち良い。たぶんここはテレビで切ったら持て余すだろうし、劇場という場で魅せきったのは英断だなと。一度に映画を二本みたくらいの満足感に脱帽です。