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ラーヤと龍の王国のchaooonのレビュー・感想・評価

ラーヤと龍の王国(2020年製作の映画)
4.2
ディズニーの新作アニメ✨
いつもなら子供と一緒に劇場鑑賞に行くところだけど、今回は全く興味を示してくれないうちの兄弟たち😂
アナ雪2でさえ一緒に行ってくれたのに!
あんまり宣伝もなかったし、何よりジャケから滲み出る地味さと、キャラクターに惹かれないと言う感じは否めない…。
ディズニーもたまには不発も出すか…と思い仕方なく、1人で鑑賞😔

が!しかし!!これがどうして!!!やっぱり面白くて、感動しちゃうからディズニーはやはり偉大🙌🏻✨✨
今回も泣きましたわ😢✨

今回は東南アジアをイメージした東洋の世界が舞台✨
龍に祝福された国クマンドラ🐉
龍の伝説が国の平和を支え、人々は龍を崇拝する✨
しかし、疫病や人間の覇権争いにより、国々は分裂し対立する。
破滅へと向かう世界の中、主人公のラーヤは龍の復活とクマンドラ再建に向けて旅立つ物語✨

ディズニーとかピクサーって毎回、世界観への誘いというか、導入部分のアニメーションからホントに引き込まれる!(これ毎回レビューに書いてる気がする!)
いつもいつも、新しい表現を見せてくれてホント天晴れ✨✨

正直2時間では収まりきれないような、壮大な世界観とラーヤの苦難の物語!
そのためちょっと各パートが足早で、時にイージーモードな展開もあり、トントン、サクサク物語が進んでしまう感じもある💦
パンフ買ったらそれぞれの国のコンセプトがホント細かく設定されてるし、欲を言えばもっと各国のエピソードを丁寧に一つづつ見ていきたい気もした🤔
なんなら、『ロード・オブ・ザ・リング』並の長尺、3部作とかも全然いける物語だよ、これ。
でも、そこはやっぱり子供たちがメインターゲットなわけだから、そうもいかないんだろうけどね🤔
ちょっと勿体ない感じはする!

でもそこを差し引いても、最後の落とし所が素晴らしいです🥺
いつもながら、素晴らしいメッセージを物語に込めてくれるディズニー✨✨
今回のテーマは信じる心💓✨
そして、⚡️分断と団結🤝

過去のトラウマから人を信じられなくなった戦士ラーヤ⚔
人を必要以上に信じてしまう龍のシスー🐉
対極な2人が織りなす物語。
この世の中賢く生きていくには、ラーヤのように疑うことも大事だけど、世界を大きく変えられるのはシスーみたいな存在なのかな✨

自分の強みは何も特別な能力とか、人が驚くような才能でなくったっていい。
完璧でなくったっていい。
もっと身近でささやかなことが、武器になることもある。
誰でもできるささやかな一歩が何より大事な事なんだって、強く心に響く✨
もうラストは感動の嵐🥺✨

地味だと思ったキャラクターたちは、実に個性的で魅力的で、映画を観ていくうちに愛情が芽生えていく☺️
ラーヤの少女時代はこうい子いるな❣️っていう表情の動きと愛らしさだし、成長した姿も、凛々しく爽やかでとっても良い✨

伝説の龍シスーは、声がオーク・ワフィナだけど、顔もそっくり🤣
笑った顔とかまんまな感じじゃないww
実は、日本語吹替しかスケジュールが合わなくて、泣く泣く字幕を諦めたんだけど、これはワフィナの声で観たかったなぁ😂
でも日本語キャストの方々もとってもよかったから、少し思っただけレベル!

途中で仲間に加わっていくメンツの中でも、あのベビーとモンキーたちのチームが最高過ぎて、出てくるだけで癒し🤣💕
昨今のアニメはCGがリアルになり過ぎて、アニメーションの味というか良さが失われるのでは?って思っちゃう時もあるけど、あの赤ちゃんの動きは実写では不可能だし、あのなんとも言えない可愛さはCGだから創り出せる魔法😍✨✨

そしてなんと言ってもファングの姫・ナマーリがカッコいい😍
あの個性的髪型とか、ファッションが男前で堪らん💕
私がファング国の民なら間違いなくファンクラブに入ってるね😘
パートナーの動物がでっかいニャンコってとこもいい🐈💕

龍って翼がないのにどうして空をあんなに自由自在に飛べるんだろう?って昔から疑問だったのよね。
空が海みたいな感じでうねっていく感じなのかな〜って🤔
でも今作はその疑問にとても美しい回答をくれた気がして、龍が空を駆ける(飛ぶというより駆ける!)姿には、感無量🥺

終盤のラーヤとナマーリの相対するシーンも、迫力ある戦闘シーンとなっていて、見応えたっぷりでした✨✨

今回も映像と物語、双方が素晴らしくて、満足いく内容でございました😌
迷ったけど、劇場観に行ってよかった✨✨
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