ぷかしりまる

ラーヤと龍の王国のぷかしりまるのネタバレレビュー・内容・結末

ラーヤと龍の王国(2020年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

コロナかインフルにかかった。昨日の起床時に喉の痛みがあり、日中に激しく咳込み、乾燥のためだろうと思い、龍角散を舐めたが効果なし。帰宅後体の節々が痛むようになった。日付を跨ぐ頃、いよいよ体温が鰻登りに高くなっていった。早く寝ようと思ったが脈拍が早く、身体がソワソワして眠りにつけない。そこでこの映画を観た。

ハリウッド脚本術に則っていると思いながらも、やはりいい映画だった。テーマは裏切られても自分から相手を信じること。1度目、ラーヤは友達だと思っていた女の子に裏切られる。2度目、ラーヤはその子をもはや信じまいとして、結果として仲間の龍を事故で殺めて?しまう。3度目、ラーヤはその子を自分から信じて自ら石になり、世界の危機に立ち向かう。現実において一度亀裂の入った信頼関係を立て直すのは難しいが、それでも相手に歩み寄ろうとするラーヤの決心に泣けた。人間関係が始まるのは歩み寄る姿勢だと思う。

ラーヤ軍団のメンバーで娘を失った父と母を失った赤子が仲良くなっていく描写があり、それぞれに欠けたものをお互いに補っていたが、最後メンバーたちにそれぞれ変える家があったのも良かった。第二の家族みたいな関係になれたのかな。

国民が団結するためには仮想敵を作るのが1番いいみたいな話を高校の時にアメリカ嫌いの世界史の先生から聞いたが、まあそんな話だった。仮想敵ではなくガノンドロフみたいな感じだが。毛色の違う4個の国を巡って邪悪と対峙するためのお宝をゲットする、みたいな設定もゼルダの伝説みたいだった。

ラーヤが赤子をなだめるためにかくれんぼして、まーだだよ、のまま休憩する場面は小早川家の秋を思い出した。

作品に出てくるご飯がこれまた美味しそうで癒された。私も香辛料の効いたご飯食べたい。早く治るといいんだけど…今日の夕方に発熱外来を受診できそうなので結果待ちというところ。調べてみたら発熱外来にかかれるのは本当に幸運だったみたいです。https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20221117/7000052578.html 皆さんもぜひ気をつけてください。