幸福論の映画。
経済的に豊かなことが幸せなのか、はたまた経済的に潤っていなくても絶景の中で心豊かに生きる方が幸せなのか。
みたいな作品なのだろうとは思っていたけれど、ここまで極端に山奥だと観ているこっちが苦しくなってしまう。。
もう一つの軸として、夢をかなえることが幸せなのか、はたまた人に求められて役に立つ方が幸せなのか、も苦しい。
外国に行ってシンガーになってもなー、など。
これが「やっぱり俺はルナナに残るよ!」だと安っぽくなってしまう。
その一方で、海外に行ったものの鳴かず飛ばずで、、都落ちするのだろうな~と想像させる終わらせ方は意地悪な気もする。
飲んだくれのお父ちゃんが事件を起こすのかと思ったら何もなかったり、歌の上手なお姉さんとなにかあるのかと思ったら何もなかったり、無風なところも良いものですね。
原題が「ルナナ 教室のヤク」なのも良い。
あと、みんな歌が上手。
ペムザムかわいい。本当にルナナの住人なのすごい。