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Maadathy, an Unfairy Tale(原題)
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『Maadathy, an Unfairy Tale(原題)』に投稿された感想・評価

4.3
カースト最底辺に位置する、言わば「見えない」少女が神様になるまでのお話

カースト制度の中でも最も最底辺に位置する「見えない」立場の人々は村の雑用を押し付けられるだけの生活を送っている。居住地も間を流れる1本の川によって分断されていて、「見えない」立場の人々と高カーストに位置する人々の生活が交わることは無い。
主人公の少女はそんなカースト制度を否定し、川で遊ぶことを唯一の楽しみとして生きていた。しかし彼女の興味は次第に川を渡った先の高カースト層の人々へと向かっていく...

この映画は1番最初に「そして最終的に、全員が盲目になって終わりました」と提示されてから物語が始まる。少女が神様になり、村の人々が全員盲目になるまでが描かれることが最初に提示されることで「何故?」と引っ張っていく構成の物語ではあるものの、その道中が想像以上に悲惨でかなり辛かった。

インドの文化には一切詳しくないため所々ピンと来ない部分もあったものの、それでもカースト制度と男性優位構造が合わさった社会の有害性がハッキリと描写されていて、見た後もしばらく引きずるタイプの辛さが心に残り続ける。「少女が神になった」物語を描いているはずなのに、映画のタイトルに「不幸なおとぎ話」と付けられていることが少し不思議に思ったが、見た後は確かに納得する。かなり露悪的というか...これは...

バルタザールを思い起こさせるロバの描写。バルタザールではロバは「目撃者」として、道行く先々で起きた出来事をロバを中心に映していたが、本作も同じくロバを「目撃者」の役割として置いていたのが面白い。特に、あの瞬間のロバの姿はとても印象的だった...
それにしてもかなり辛い...
3.3
カースト最底辺、村の雑用の少女が土着の神となる話。

ある意味では最上級の成り上がりの話なのだけれど、いわゆるサクセスストーリー的なものでは全くなく、とても痛々しい社会派ドラマ。

あらすじをみて思い出すのは「不可触民の娘」(1936)。こちらも最底辺の少女が村人から信仰されるに至る話。
おそらく、これがあってのマーダシーだとは思うんだけど、英語ベースじゃ全然言及されてなくて判別に困る。
それともこの手の内容はインドだとスタンダードなのかしら?わかる人居たら教えてください。

とはいえ、90年ほど経っていてもほとんど同じ主張の映画が作られているのは恐ろしいことには間違いない。
ボリウッドの華やかなミュージカルやアクションをつかまえて、インドを持ち上げるのは個人的には少し違和感。

テーマ的には申し分ないが表現が稚拙な印象。リアリズムとしてもファンタジーとしても中途半端で、視覚的には微妙だった。
プロットに演出技術が追いついていない。総合的なクオリティとしては「不可触民の娘」の方が高い気がする。