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土曜の午後にのsmmt705のレビュー・感想・評価

土曜の午後に(2019年製作の映画)
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緊迫した86分。本当にあったバングラデシュの首都ダッカでのテロ。これをワンカットで、人質になった人が、テロ集団によって殺されるのか殺されないのか試されていく。テロリストの持つ考えのちぐはぐさ、おかしさが一つも逃さないように捉えられていて、見応えのある瞬間ばかりだった。イスラム教にしても何にしても、過激な思想は人を苦しめる気がする。映画の最後が、信仰する人の温かさに触れるから、監督の言葉にもあったように、希望も見いだせた。
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