目がバッキバッキの司祭！この主演の痩せてるけど、イッテヤンゾの表情だけでなんだか持ってかれる！
主人公は少年院から仮出所してきた青年。前科持ちは神学校に入れないという事だったのけど、ひょんな事から司祭の代わりをやるようになっていき、そして…というお話。
こういう話だとバレるかバレないのかっていう所で結構コメディ寄りになりがちなんだけど、この映画だとキリスト教の「罪」と「罰」をど真ん中に据えて、主人公と住民の間の関係性をグルングルン掻き回していくので、最後から最後までヒリヒリしっぱなし。
最後の終わり方はちょっといかにもという感じはしたけど、「罪」を背負いつつ生きる事に最後の最後まで向かい合う感じが、ザ ・カトリックという感じで迫力があって凄かった。
トリックスターに過ぎなかった男が、自分だけで無く、多くの人々の罪を背負って生きようとする物語。いやー、それにしてもこのバキバキ目は凄い！必見！
