ジョルジュ・バタイユ(1897 - 1962年)の描いた「聖と俗」の力強さと言うと、言い過ぎになることは承知しながら、またそのベクトルは異なるものの、そのように言ってみたくなる魅力に溢れた作品だった…
>>続きを読む過去に犯罪歴があるものは聖職者にはなれないのに嘘をついて神父になりすまして、人の心を動かしていくというお話。
最後まで観たら悪いことをして改心していたとしても所詮過去は消せずに本質は変わるのだろうか…
過去に罪を犯していたとしても
やり直せる制度があれば
ちょっと違ったのかもしれないという気持ちと
せやかて工藤…
という気持ちと
人は簡単には変われないよなぁ。
主人公のおかげで確かに救われた人…
ウォーケンとハウアーを足して2で割って若くしたような主演のバルトシュ・ビィエレニアがあまりにも良い。人物が4人以上絡む複雑な会話シーンでの切り返しが洗練されていて、監督の別作品も観たくなった。
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『犯罪歴があるから無理だ 良い行いがしたいなら 他にも たくさん道はある できることをやれ』
『犠牲者が7人で 写真が6人分しかない理由は?』
『他人より多くを欲しがります お赦しください 自分…
最近見た映画の中で1番面白かった…。
なんといっても主演俳優の「表情の演技」が群を抜いてすごい。
目の動きや唇のこわばり、喉仏の動きに至るまで細部に行き届いた緊張感のある表現が引き込まれてしまう。…
信じることと疑うことは、とても近くにあるのかもしれない。
だとしたら、それはとても怖いことだ———武田砂鉄(ライター)
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人は自らの犯した罪から逃れるために“秘…
更生とは何か、更生させるとはどういうプロセスのことを言うのか、普段あまり考えないことについて考えられる映画
やっぱり与えるべき人にいかにチャンスを与えていくか!その体制をどう作っていかが大事だ!と…
ヨーロッパのいろんな教会を
巡ってきたけれど、
やっぱり日本人として無宗教で育った私には
この映画で描かれる信仰や
贖罪の感覚を完全に理解するのは難しい
それでも宗教的な倫理観と人間本来の欲望、
…
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