善と悪とはなんなのか。
その境界は曖昧で、表裏一体だと思うけれど、何がその人にとっての善かは、その人の表情をみたらわかるものなんだなぁとすごく感じさせられる映画だった。
とにかくダニエルの表情の変化が素晴らしい!
綱渡りの生活中でも、神父を演じる彼はすごく生き生きしていて、観ているこっちもこのまま悪いことが起こりませんように…と願いながらみてしまった。
自分自身の罪や、譲れないものを受け入れた彼は、流されてばかりだった頃よりもすごく強くなったように思うな。それが正しい力の使い方かはどうであれ。
久々のミニシアター、やっぱりいいなぁ。
早くコロナが落ち着いて、今までのようにたくさん映画が観れるようになりますように。