いやはや…なかなか重めな作品でしたよ。
少年院から出所したダニエルがひょんなことから憧れの職業の教会の司祭に成り済ましてしまい…
ある村で起こった悲劇(交通事故)で分断されていた社会も巻き込んでいく話でしたよ。
決して着くことは許されない職業に着いてしまい周囲を巻き込んでいく成り済まし系の物語でした。
人の善とはなにか、悪とは何か考えさせられましたね。
この舞台となる村の人々のように人間は、誰しも善悪の二面性はあるわけで…それを上手く描いているなぁと感じました。
また信仰についてもテーマの映画だったので、なんかいろいろと考えさせられましたよ…
偽司祭でもなんか説得力があれば信じてしまうと自分は思いましたよ。
あと単純に主人公ダニエル役の役者さんの狂気を含んだ眼が本当に印象的でした。