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カット/オフのKYONのレビュー・感想・評価

カット/オフ(2018年製作の映画)
3.6
バイオハザードとソウと解剖好きなサスペンス作家の作品みたいな感じでした。
これでもかというくらい解剖し倒し(それで物語が進むので)、内容に関してはそれはそれはもう盛り沢山。
例えるなら、
和風デミグラスソースオムライスのレア牛カツのせとカルボナーラリゾットの四川風サワークリーム添え〜きこり風〜のハッピーセット(豚汁変更、別添えご飯大盛り、食後の北海道ミニソフト付き)みたいな感じ。ww

込んだトリックとかはあんまりない印象でしたが、ドイツらしさのあるゴア描写と、金持ち坊ちゃん研修医がたまにかますボケとのコントラストが強すぎて情報量がすごかった笑 一人で真面目に見るような雰囲気を出しつつ、複数人で見るのもいいかもしれません。私の好きなリーメルト卿の出てたアーバンエクスプローラを彷彿とさせるサイコパスの登場。あっちの方がやばかったけど。ドイツのサイコパスってね、、一味違うんですよ、まずなかなか死なない。さっさと頸動脈を狙ってもらえますか?(何の話)

注意点としては、物凄い点滅とか解剖シーンは結構そのまんまなので、刺激レベルは中〜上級者向けかもしれません。
なんかわざわざそれを選ぶかという最低な殺し方、、あの、、法治国家とは??とならざるを得ません。(若干ネタバレ)

旅行のパッキングしつつ見てましたが、ドイツ語が錆びていて字幕を逐次追ってたので、パッキングが進みませんでした(つまりバカ)ずっと見てなくてもいいですけど、登場人物が地味に増えがちなので、難しい話ではないけど、作業向きかと言われるとそうではないかもしれません。(結局何が言いたい人なの)

いい意味で期待を裏切られました、予告のインパクトがピークっぽい感じに見えたのに、違いましたね。モーリッツ氏の主役慣れ、とても良かったです。彼を見たことある人割と多いと思う。
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