ホイッスル

ドロステのはてで僕らのホイッスルのレビュー・感想・評価

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)
4.5
ヨーロッパ企画による映画作品。
「サマータイムマシンブルース」上田誠さんの脚本による、究極の時間SFでした。

2分の時差で繋がった、1F(カフェ)のテレビと2F(店長自宅)のモニター。
2分差で伏線を回収し続ける、一瞬も気が抜けない、究極の伏線エンタメ作品でした。

ポスタービジュアルとあらすじだけで、前情報をあまり入れずに鑑賞して良かったです。
次々と時計仕掛けの脚本トリックが炸裂するので、まだ間に合えば、予告編は見ずに劇場に行った方がいいと思います。

上映時間70分を怒濤の伏線とハイテンションな演技で乗り切る、楽しさ100%の作品でした。
できるだけ仕掛けの内容を見ずに劇場へ足を運べば、見たことのない時の牢獄に脳味噌をブン殴られると思います。

このまま行くと、今年の邦画ベストになりそうです。
超オススメ。
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