ぼっちザうぉっちゃー

涼宮ハルヒの消失のぼっちザうぉっちゃーのレビュー・感想・評価

涼宮ハルヒの消失(2010年製作の映画)
4.3
以前TVシリーズ版と続けて観たけれど、世界改変の日に合わせて再鑑賞。
TV版は二回ほど観て大体流れは覚えていたのでそこまで引っかかることはなく、むしろキョンのぼやきを聞き、SOS団の部室の風景を目にして、そしてあのOPがかかる、そうすることで懐かしの世界に帰ってきたことを一瞬にして実感した。
改めてとんでもない求心力を持った作品だとつくづく思う。

そして当たり前だけどめっちゃ面白い。しっかり長尺だけど、SFパニックから始まり、歪な日常、お得意のタイムループ謎解き、そんな一大セカイ系を自己の内面世界に反転させて終息させるエンディング、あらゆる展開が見所尽くめで全く停滞しない。もちろんアニメーションとしての面白さと魅力も枚挙にいとまがないほど詰まっている。

そしてやはりなにより「消失」することで、思い知らされるんだ。
宇宙人に未来人に超能力者がいて、そしてハルヒがいる、そんな日常を、そんな喧噪の世界を自分が、どれだけ好きだったかということを。

世界が多少おかしくたっていい。君がいてくれるのなら。
全宇宙をひっくり返しても、必ず取り戻す。


長門は俺の、、、、、、、、

YUKI. N>Ready?_