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涼宮ハルヒの消失のTsutomuZのレビュー・感想・評価

涼宮ハルヒの消失(2010年製作の映画)
3.8
京都アニメーション、伝説の十年はここから始まったと言ってよいほど、実験と挑戦がつまっている。
作画は部分的ではあるがフルアニメーションのコマ数でモブまで動かす。
冬の寒さや街のキラメキを表現するライティング、CGによるカメラワーク、シネマサイズのレイアウトそしてその場所を精密に描く背景などなど。

けいおんも、氷菓もそしてユーフォニアムも、ハルヒという土壌があったから産まれたと言って良いのでは。

復活(クリスマス)再会(七夕)そして元に戻す映画で「素晴らしき哉、人生!ならぬ青春!」映画である本作のスタッフロールの中にあの事件の犠牲者の名前を見るのは辛いです。

追悼
監督 武本康弘
レイアウト監修 木上益治
キャラクターデザイン 超総作画監督 池田晶子
総作画監督 西屋太志
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