前作「セクシー・ドゥルガ」に衝撃受けてたんで十分身構え鑑賞も…結構きたねー(笑
ズルズルとヤバイ方向に行っちゃう焦燥感、何考えてるかわからない不安、言葉や理屈が通じない恐怖、これでもかってくらい不快をぶん投げてくるんだなー。
前作はまだ不幸の直接描写避け目だったけど本作はパワーアップ！ 監督は否定してたけど最後の方が宗教つうかオカルトぽくなったのがちょっと残念。
とはいえ、夜間や走行の長回し、ほとんどカメラが静止せず常に縦横に動き回る、ひと気無い通りをグルングルンと展開する映像は初めて(←表現語彙貧弱で失礼。ダラダラ映画見て40余年、初めてお目にかかる映像って超レア)非常に凝った映像。なんかベタな不安煽る音楽、そんでもって登場人物は3人だけっうのが信じられん！重厚にして心揺さぶられる作品。
前作同様に、賛否というか好き嫌いがはっきり分かれそうですが…私は好き、もとい大大大好きです。
