yuichi

カサブランカのyuichiのレビュー・感想・評価

カサブランカ(1942年製作の映画)
5.0
やはり不朽の名作と言われるだけの所以があるのだなあ。

リックもやはり荒れるときは荒れる。
リックの決断は並大抵のことではない。
愛した女性が目の前に、しかも再会という形で会ってしまう。
リックの言う思い出に生きるというのは、現在と未来に対する逃避だと考えると悲しい。

イルザ目線になるとなんとも言えないんだけれども。

ルノー署長のおかげで最後ハッピーエンドになったので大満足です。
徹夜後に見て寝落ちして1時間とんだの知らずに見るの再開したのは失敗。

年を重ねれば(年月を経れば)リックのように生きられるのだろうか。若きウェルテルの悩みに対する回答として。
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