この手の古い映画は、食わず嫌いしていたが、やはり名作と呼ばれるだけの作品だったと思う。
何よりイングリッド・バーグマンの美しさが輝いていて、途中からモノクロであることを忘れてしまいそうになる。
ただ、この時代の映画には多いそうだが、反独のプロパガンダ的な要素が色濃く、話のキーにもなってしまっている。
ロマンスと人間ドラマは、とても引き込まれるものがあるが、イデオロギーがノイズになってしまっているような気もする。
とはいえ、役者の演技は素晴らしく、人生で一度は見ておきたい映画だと思う。
Cheers! Looking at you, kids.
このセリフも一度でいいから言ってみたい。