ラブロマンスの定番、三角関係!
今見ても面白い作品ですね。思ったよりもあの名セリフを言いまくっていて、驚いた。笑
僕が印象に残ったのは、主役とヒロインの表情です。けっこう顔のアップが映るんですが、見ていて素敵だなって思います。影のある渋い男を演じるボガードはカッコいいし、ミステリアスでチャーミングなバーグマンはめちゃくちゃ綺麗です。美男美女のラブストーリーは結局顔かよ、と萎えることがありますが、この映画は惹きつけられるものがありました。
1943年という、第二次世界大戦真っ只中に作られたこともあり、ドイツは敵というプロパガンダ要素を含んでいるというのも、今観ると興味深いです。日本でもそういうものがたくさん作られていたことを考えると、娯楽としてではない、宣伝するという映画のメディアとしての側面も意識します。