このレビューはネタバレを含みます
初っ端、オーバーサイズのダッフルコートを着たカトウさんがぽすぽす歩くところが好きだなって思った。
「思い通りにならない君だけど、君と言う存在が僕の期待を裏切ったことは一度もない。」
僕が好きな人は僕を好きにはならないと分かっていながらもずっと隣にいるカトウさんが
もどかしいけれど、すごく良い人。
プロデューサーと揉めているという話をしているとき、3Dメガネの話…なんとなく、僕と君のことのような。「見ている景色が違うから多分分かり合えない」って言われたときの既視感…
ボートを降りた彼氏から「カトウさんは君のことが好きなんでは?」と言われたとき、彼女はなぜ泣いていたんだろう。どんな気持ちで泣いていたんだろう?