ゆ

お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方のゆのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

『笑って、泣けて、役に立つ』
そんなキャッチフレーズ通りの、
とても素敵な作品だった。
心から、色んな人に観てもらいたい映画。

夫婦間のやりとり、親子の関係性、
仲間たちとの時間、愚痴の言い合い。
そういった毎日の何気ない様子には
わかるなあ〜と思うところが沢山あって
自然と笑ってしまった。(笑)

葬儀社の新入社員である菅野くんの
仕事への取り組み、葛藤、父親との関係には
個人的に共感できるところが多くて、
久々に映画を観ながら自然と泣けてきた。

まだまだ自分には先の話だろう終活。
自分の人生を振り返るのって、
普段の日常ではあんまりないこと。
でもきっと、改めて振り返る中で
見えてきた思い出や気持ちって、
自分の人生を積み重ねていくためには
必要不可欠なものだったんだろうな。

そして、「愛とは、ゆるすこと」。
忘れられない言葉になった。
ゆ