最速試写会にて。
久しぶりの邦画〜普段ほとんど観ないけど、西川美和監督と役所さんなんて観ないわけにはー!と思っていたけど、思ったよりもちょこちょこコメディタッチなところもあり、笑いどころも多かった。
癇癪を起こしてキレやすい三上は出所してからも理不尽な出来事に我慢できず問題ばかりを起こす。彼が望んでいた「普通の生活」は生きにくいばかりか、彼の胸を締め付ける。「すばらしき世界」なんて残酷で皮肉めいたタイトルつけてくれたんだろう。エンドロールにシーンの数々を思い出して泣いてしまった。痺れる…
就職祝いのシーン良かったな。みんなに支えられて、自分を奮い立たせる三上の姿が、強さを感じつつも脆くて良かった。
ストーリー中に出てくる、レールの上に乗っていてもみんな幸せじゃないから、レールを外れている人を排除したがるって、辛辣な言葉だった。
原作読んでみたい〜