このレビューはネタバレを含みます
胸が苦しくなった。
劇中にもあったように三上は真っ直ぐな人間。困ってる人を助ける善良な面もある。ただその解決手段が暴力に訴えてしまうだけで。
彼が周りの人の優しさに触れ、少しづつ着実に、かたぎになろうとする時、自分自身を騙して、嘘を吐く姿がなんだか切なくて。いつも私たちは普通にやってることなのにね。
見た目やイメージだけでなく、その人を見ること。当たり前かもしれないけど、いざとなると難しかったり。
普段普通に生きているこの世界を三上を通して見ると映る、不条理や冷酷さ。それでも尚、そこにもやさしさはあって、タイトルは
「すばらしき世界」んー、天晴れです。。。
