すばらしき世界のゆみおのネタバレレビュー・内容・結末

｢素晴らしき世界｣…タイトルに考えさせられます。
二週間前に｢ヤクザと家族｣を観てからの、鑑賞。派手さ、分かりやすい切なさでは、ヤクザと～の方に軍配が上がるかな。
素晴らしき～は、精神的に…
あらすじになってしまいそうですが、刑務所上がりの｢カッとしやすいが、心優しき中年｣三上のシャバでの行きづらさを役所広司が本当に上手すぎるくらいに演じている。果たして、自由なハズのシャバは素晴らしき世界なのか。

そんな彼の人情にほどされた普通の世界の応援人、六角精児(泣ける)、ヤクザと にも出演していて真逆な役割の北村有起哉(好き！)、三上の生い立ちからカッとなりやすい人間性を証明する中野太賀に応援されながら、なんとか普通の世界で生きることに奮闘する三上。繰り返しになるが、果たして普通の世界が三上にとって｢素晴らしき世界｣と言えるのか…

観れて良かった。