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すばらしき世界のyutoのレビュー・感想・評価

すばらしき世界(2021年製作の映画)
4.9
「すばらしき世界」とはなにか
ゆっくり時間が流れる描写に反して、取り巻く環境や社会に揉まれた人間が真っ直ぐな主人公の対比もあって皮肉にも卑怯で1番醜かった。

現代社会の問題をテーマに、報われないし辛くて心をえぐられる。

介護施設のシーンとかジメジメして陰湿で、観ていて辛かった。

難しいテーマだからこそ、わかりやすい隠喩表現や掴みやすい主人公のキャラクター性って大切だと思う。
東京タワー=過去
スカイツリー=未来
みたいな。

西川美和監督めちゃくちゃ好き。
この映画が和製ジョーカーっていわれる理由も納得できた。
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