久しぶりにエッジの効いた映画を観れたので、レビュー書きたくなった！笑
とにかくグロさが個人的にめちゃくちゃちょうど良かった。
（人によってはかなりグロキモいと思う笑）
一見、罰ゲームみたいな世界観だけど、
資本主義における格差社会とか、人間の持つ根本的な醜さなんかをシンプルに表現していて、グロい、が結構深くて色々考えさせられた。
設定も面白くて、ある穴の上階から1日1回、食べ物が降りてきて、食べ物は上階の人が食べた残飯で、下の階に行けば行くほど食べ物がなくなっていく状態。
飢えた人はペットを殺したり、同居人を食べるしかないっていう地獄絵図。
上階の人は必要以上に食べて、下の階の人など気にもかけない。下の階の人も、より下の階の人のことは気にしない。
私たちの生きる社会の構図とリンクしてる気がして若干病んだ笑
結局何が伝えたいのか分からないとか、オチがないとか、穴を運営してる人は誰？謎が多すぎるってコメントが目立つけど、こういう映画はオチとか謎とか全く気にならないな。
私はその起点で観てなかったなって。
人によって見る視点が全然違うのもまた面白い。
最後の終わり方も好きでした。
