SF映画。
怖さもグロさもあまりない。ただ、食べ物を粗末にしたり、ぐちゃぐちゃになるのが生理的に無理な人にはオススメできないと思う。
主人公が建物構造を明かそうとしたり、実際に運営側で把握できていないような事があったりと中盤は面白い。ただ、ストーリーは尻すぼみ感は拭えない。結末を明かさないのがどうか、よりも予想通りというか何の捻りもないのでシンプルにつまらない。
割と設定に無理は多いけども、集団生活における感情の動きは非常に丁寧に描かれており、重めな音楽も相まって、終始不穏な雰囲気は楽しめる。
冒頭でも書いたように、食べ物に関するシーンが多いので、好き嫌いは分かれる作品に思えた。
