気づいたらある部屋にいた。上から降りてくる食事は上の階の人の食べ残したもの。上にいれば食べられるが、下の方の部屋ではもう残っていない。部屋は毎月ランダムに変わる。眠らされている間に変えられ、どの階になるかはわからない。上なら良いが下の方になったら絶望しかない。
目覚めたら下層階のゴレン、同室者にベッドに縛られていた。
したの人のことも考えて取り分けて食べたら良いのに、上の階の人は食べられるだけ食べてしまう。それを変えようという努力も無駄だった。
しかしなんとかしようと行動に出たゴレンは最下層333まで食事を分けながら降りて行き、そこで見たものは・・。
自分では選べない社会での立場を映し出しているのか。
最下層階の子供は何を意味するのか。守ってきたパンナコッタを食べた子供が届けるメッセージは世界を救うのか。
社会風刺と警鐘を映し出しているのだろう。
こんなシチュエーションをよく考え出したものだ。
格差社会や理想と現実を映し出し、理想と現実の難しさ、しかし行動しなければ変わらない、様々なメッセージが含まれている。
