椎名

ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像の椎名のレビュー・感想・評価

3.0
オットーからの評価のハガキを見て、そして美術館からの見解を聞いたときの、あのシーンに、まるで救われた気持ちになった。信じたものは無駄ではなかった。
犠牲にしたものの大きさに悔いは募るかもしれないけれど。
絵画にまつわる色んな思惑の中でどれだけその価値を見つめられるのかということを考えた。
北欧の曇りがちな窓からの少しどんよりした光、彩度を抑えた画面の中の色。
椎名

椎名