ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像の作品情報・感想・評価・動画配信

『ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像』に投稿された感想・評価

May
4.0
このレビューはネタバレを含みます

お母さん目線で見ると見捨てられた上に息子たぶらかして大事な貯金引き出されてもう本当、憤り悲しみ悔しさ…色んな感情でぐちゃぐちゃ。
でも孫目線で見るとかっこよくて刺激的で最高に楽しいじぃちゃんなんだよ…

>>続きを読む

1枚の絵画をめぐるミステリー(謎)から、1つの家族をめぐるミステリー(不可解さ)へと、次第に色彩を変えていくような構成で、絵画に関する謎は解けても、家族に関する不可解さは解き得ないという非対称さに、…

>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます

年老いた古物絵画商のオラヴィは、昔気質で仕事熱心で家庭を顧みない頑固者だった。
しかし、経営状況も芳しくなく、店をたたむことも頭をよぎるようになっていた。
そんなある日、音信が途絶えていた娘から電話…

>>続きを読む

美術商のオラヴィが惹かれた1枚の絵画。
それはサインのない画であり、オラヴィは創作をする。
娘から預かってほしいといわれた孫のオットーと一緒に。

謎的に前半は誰の絵画かということを追求するが、後半…

>>続きを読む

時代遅れの美術商、最後の取引で絆とアートが輝く

老いた美術商オラヴィは、時代から取り残されていた。そんな彼の前に現れたのは、作者不明の一枚の絵と、疎遠だった孫。最後の“取引”を通して浮かび上がるの…

>>続きを読む
める
3.7
タイトルに相応しいまさに人生の「ラストディール」。
美術知識ないと若干置いてかれるだろうなぁ
このレビューはネタバレを含みます
たしかに行き当たりばったりのおじいちゃんだけど、1人でひっそり死ぬのは寂しい🥲

レーピンの絵が売られずにオットーに受け継がれて良かった😭😭

フィンランドが舞台の映画。
Wikipediaなくてガッカリ。

私は西洋の絵画がとても好きで、画家視点の映画は何作も観て来たけどこれは画商側の話。
景気なんか良くない、ギリギリの経営状態の老人が主…

>>続きを読む

フィンランドの国立美術館や現地ギャラリー全面協力のもと、アートの奥深さを堪能出来る。

主人公が仕事一筋で家族を顧みない非道なので腹立たしいけど、レーピンの絵画の謎が解けて悔い改める流れが見事。
抑…

>>続きを読む
3.7

ハッピーエンドにしないところが心に染みるのかも。でも、これからも生き続けるレアとオットーにとっては今まで以上の絆も生まれただろうから良しとしよう。

娘レアと音信不通になってる理由や父オラヴィの人生…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事