ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像の作品情報・感想・評価・動画配信

「ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像」に投稿された感想・評価

aqua

aquaの感想・評価

2.5
絵画なんて紙と絵の具と労力が原価なんだから〜と、終始思っていましたが。
とはいえ、爺さんと孫が仲が良いのはとても良き。
芸術に触れる試み第8弾。画商を営むおじいさんの一枚の絵画を賭けた最後の取引の話。チョイ悪な孫との交流はハートウォーミングであり,娘との交流は切なくもある。でも,人生すべてを捧げるくらい情熱を注ぎ込めるものがあるってめちゃくちゃ羨ましい。おじいさんの生き様が孫にも伝わるといいなぁ。
ざか

ざかの感想・評価

3.9
割と登場人物がクズばかりでハラハラしました。
…クズは語弊がありますね。アンバランスな人達ばかりです。人間味があります。

生涯向き合った仕事。
年齢や時代もあって昔の様にいかなくなったが、最後に思い出に残る大きな仕事を成し遂げたい。
画廊商として造詣も深くプライドもあり、仲間内からも信頼されていた素晴らしい方。
とは言え、家族を返り見ることはなくほったらかし。挙げ句の果てには一人娘とその孫に金の無心をする始末。
仕事一筋とサイコパスは紙一重といったところでしょうか。

でも何ででしょうね。
そんな祖父と離れて暮らしていた孫は、その血を継いでいたのか、職業体験の数日の為に来たはずが最終的にはよき理解者・相棒になっています。
何かが違えば、一緒に商売をした未来もあったのかもしれません。

愛情がなかった訳ではない。
けれど家族だからこそ、もっとこうして欲しいこうあって欲しい。違ったら「どうして」と憤る気持ちが芽生える。
悪い人ではないのに、側からみるとクズさが目に留まる。寂しいですね。

とても良い映画でした。
Qchan

Qchanの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

主人公が孫に金借りるクズっぷりが面白いが、
ラスト泣いてしまった。
ファミリーものでもあった。
時番人

時番人の感想・評価

3.5
タイトル通り、じーさんの『最期の賭け』を描く。ネット販売なんて無縁だからこそ生まれるスリリングさが楽しかったです。

お話はそっちのけで、登場した絵の作者について調べる。作者レーピンは実在するが登場絵は架空とのこと。レーピンの実在する名画のなんて鮮やかなこと。与えられる貧しさに反する心の美しさが輝く作品ばかり。勉強になりました。

このレビューはネタバレを含みます

夕陽を背景にした老人と幼子の絵画の前でオットーに言ったセリフが好きです。
「人生をこれから生きていくものと生きてきたものの絵だ、人生を全うした者しか描けない」
この絵画の構図がこのシーンの後に何度か出てきます。
特に、夕日かは分かりませんが陽の光を背にしてオットーに対して商売について語るシーンはこれから生きていく者に対する生きてきた者、人生を全うした者にしかできない継承であると思いました。

最近、私も祖父を亡くし、祖父が与えてくれた愛情や優しさを改めて感じることが多く、この映画はとても刺さりました。(こんなギャンブラーではなくとても堅実な人でしたが笑)
私はこれから生きていく者であり、そして何十年も先、生きてきた、人生を全うした者になります。その時、これから生きていく者に対して何かを与えられるような人生を歩んでいけたらなと思います。
kasumi

kasumiの感想・評価

3.5
孫の評価は最高って書いたおじいちゃん、名画をわかってくれる孫、信頼関係が良い。
真央

真央の感想・評価

4.8
落ち着いた雰囲気と空気感の作品で、そこが何より大好き。それでいてドラマとして分かりやすくカタルシスも地に足ついた上でとても救いがある美しいラスト。仕事一筋のおじいちゃんの個人事業主の商売人としての悲哀やシビアさは人間らしく、それでいて愛のある描き方をされていました。人として百点とはほど遠くても、人として精一杯生きたその人生の悲しくも美しい様が描かれていました。舌触りの良さ、ドラマ性の程よい温度感、まとまりの良さ。総合的な力がすごい。良作です。
北欧映画らしいトーン、音楽。
美術商の家族間を抉り取った名作である。
KS

KSの感想・評価

3.0
うーん
望み通りにはならなかったが、結果的に家族に色んなもの残せた老人の話
悪くはない、悪くはないんだがなんでこんなに何も残らないんだろう?
ラスト前までは商売がハラハラドキドキして面白かった
ラストで家族物っぽくなってブレたか
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