ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像の作品情報・感想・評価・動画配信

『ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像』に投稿された感想・評価

3.9
主人公の行動の全てに共感はできないけれど、良い話だった。
絵が売れて、待てずにわざわざ運んで行ったら断られた場面の切なさがやけに心に残っている。
このレビューはネタバレを含みます

設定が面白そうだと思い鑑賞。
ちょっと気難しいアナログおじいさんが主人公のお話で、前半は割と想定通りの展開でしたが、金策に走る中盤以降は人間性や生き方の話になっていきました。
そのあたりは展開として…

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ある美術商が自分の価値観を信じて"最後の大勝負"に。
もっとドラマティックな展開かと思いきや、これはこれでありかなと思いました。
優里
4.2
映像やカットが美しく雰囲気も良く主演の方の演技も良かった
内容もシンプルながら良い人間ドラマで良い映画でした
引退間際の美術商が孫と一緒に隠れた名画の売買に関わるお話

「商売はあせっちゃいかん、冷静になってアプローチせねば、買いてが怖気づく」
3.5

絵画について何も知識がないけどすごく楽しめた。
どの世界も、真実や情熱より金やずる賢いさが得をするんだと歯痒さはあるものの愛は人を幸せにすることができると感じさせてくれる作品。
愛だけじゃ全然食べて…

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このレビューはネタバレを含みます
爺さんが最後まで報われなくて、悔しさと怒りが込み上げてきた。どうかあのメガネ男を見返せる時が来ますように。
爺さんやメガネ男は美術関係者だが、作品の扱いがひどいというのは、多めに見ておこう。

短めだけど、気持ちが上がったり下がったり忙しい。娘からしたらなかなかクズのおじいちゃんだし。
それにしても名画をあんなセキュリティゆるゆるのところに置いてたり、老人や女性がほぼ剥き出しで持ち歩いたり…

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mume
4.0

名画はプチプチにくるまれて、時に布切れに覆われて、ライトも当たらなかったり、紫外線がバンバン当たったり、小脇に抱えられ、バスに乗り、愛でられたり、埃をかぶったり、視線を浴びたり、捨て置かれ灰になった…

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ぶん
3.8

これは何かを成し遂げるとか成功するとかの話ではないです。
地味に進んで行く物語だけど、主人公の行動にヤキモキしながら上手く行くことを望んでちょっぴりスリリングを感じてしまう。でも結局その結果がどうこ…

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