mさん

クソみたいな映画のmさんのネタバレレビュー・内容・結末

クソみたいな映画(2019年製作の映画)
2.6

このレビューはネタバレを含みます

クソみたいな映画
最初にバラエティみたいな演技、演出、ストーリーを見せられたからその後始まった第二部でSEがなかったり音楽がおとなしくなってグッと映画っぽくなったのは良かった。酷いものを見た後にマシになるあの効果。ただそれでも素晴らしいとはならない。あの構成はカメ止めっぽいけど、こっちはなんか必然性がない。稲葉くんが映画を作りたいと思ってて、だーりおが主演になりたかったっていうのは分かるけど、それが言葉でしか説明されなくて本編と全く絡まないから、ご都合主義的な設定のままで終わってる。だから映画の必然性が薄い。
あと復讐っていう時点でそのまま進まず、最終的には許すという方向に行くんだろうけど、その許し方が強引。結局自分で人を集めて、自分の口で「やっぱ駄目だから許す!だからお前らも笑顔でいろ!」っていうのはもう一体何に付き合わされてるんだって感じがしちゃった。
たしかに稲葉くんに影響を受けて復讐をやめるんだけど、やめる気持ち込みで1番最初から集めてるから、いや何やってんのってなっちゃう。これだと1人の女が勝手に思い止まって復讐やめるみたいになってる。いや稲葉くんは死んでるから途中で影響受けるとか無理っしょ、幻想の稲葉くんが出てきて諭すとかそれこそ冷めるわって思うかもしれんけど、そうじゃなくて今だーりおしか稲葉くんを語る人はいないから、だーりおが知らない稲葉くんのエピソードを加害者から聞くとか、それで思いとどまるっていうのが理想的。復讐する気満々だったけど物語途中から稲葉くんに影響を受けて復讐を思いとどまって、なんか1つひねりの効いたギミックを噛ませて許してあげるって展開ならめちゃくちゃ良かった。


映画に対して少なくともふざけてはいないことはわかるけど、そんなに良くできてるわけでもない。
稲葉くんの性格の良さが良かった。
仮面ライダードライブの人達がカップルだったからそれは良かった。