kurage

コンフィデンスマンJP プリンセス編のkurageのレビュー・感想・評価

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大富豪一族の知られざる末娘のすり替わりを連れて香港に向かうダー子一行。今回のお目当ては、末娘の相続放棄に伴う手切金。それがだんだん変わっていって......。舞台は香港、マレーシア、シンガポール。画面から放たれるはムワッと彼の地の匂いと湿気とクーラーの強冷気。かの地の記憶が蘇る。
ここ数年、コロナもあるけど日本映画の海外ロケものって今めちゃくちゃ少ないんじゃないでしょうかー。そういう意味では、本作はアジア圏を舞台にしているところで豪華にも感じたり。明るく、パアーっとしていいですよね。お正月に家族みんなでこたつで観てみよう的な晴れがましさを感じます。シリーズ化して予定調和になってきているけど、それはそれで安心できる感じ。
三浦春馬さん、竹内結子さんとこの映画になくてはならない人たちがもうこの世にいないのが寂しい。
東出昌大さん、次作があるならやっぱり出て欲しい。
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