ロキ氏

花束みたいな恋をしたのロキ氏のレビュー・感想・評価

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)
4.5
恋愛映画は見ないこと多いんですが、コレは素晴らしい。

男女カップルが見る映画ではなく男1人でも女性1人でも大人でもご年配の方でも見てみてほしい作品。いや…むしろカップルでは見ない方がある種いいかも?笑

出会い2015年〜別れ2019年〜その後2020年。

…を描いてる。

言ってしまえば映画的なドラマチックな展開はないんですが、そこに付随される当時のサブカルチャーやニュースだったりをおり混ぜたりと限りなくリアルな“普通の恋愛”を描いたドラマ。

普段、映画に登場するツイッター“みたいな”ものだったりGoogle“みたいな”やつはありますが、今作は全部ホントにあるやつ。

故に提供の数も凄い。
故に作り手に本意気を感じる。笑

突然の【押井 守】監督登場。笑いました。笑

男女双方の視点からも捉え方、考え方が見れるし「ダメだよそんなこと言っちゃ〜」と客観的に見れたりと分かりみが凄い。笑


別れの映画ですが悲壮感みたいなものは一切なくなんか清々しい。こんな別れ方ならそりゃ花束みたいな恋で良い思い出として残りますわ。

恋愛っていいな。と少なからず思えました笑


文字通り“今を生きてる人達”に観てもらいたい映画です。(サブカルチャーに関して笑)

始まりは終わりの始まり。
何事も花束みたいな最後にしたいもんです。


そして見事な伏線回収。
あんな感動的なジョナサンのシーンは初めて。笑
ロキ氏

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