まる

花束みたいな恋をしたのまるのネタバレレビュー・内容・結末

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

泣いた。いつもは泣きそうって思って引っ込む涙が今日はさーっと綺麗に流れた。本当に切なかった、自分が別れたみたいな気持ち。あんなに話してて楽しかった相手が環境によってどんどん変わっていって自分が好きだった相手じゃなくなってしまうなんて悲しすぎる。価値観は同じはずだったし2人とも一緒にいたいと思ってたのに変わってしまった。本当に悲しい。あんなに最後が楽しくても別れてしまうんだなと思った。
Twitterで “女の人に教えてもらった花の名前を男の人は忘れないっていうセリフから、劇中に出てくる多摩川とかカレーパンとか、そういう一つ一つの思い出が花で、それを見るたびに一生思い出すから花束みたいな恋をしたなのでは” という文章を読んでそういう事かととても納得した。 私も花束みたいな恋をしたいけど、別れるのは嫌だな。
麦が言ってくれた台詞を時間が経って同じ状況になったときに絹が言うのにその後の展開は全く違う感じがより切なかったし、楽しい時間を過ごす2人もあらすじで察していたからなのか演出からなのかわからないけど消えてしまいそうでその時から少し辛かった。2人ともキラキラしてるのに消えてしまう感じがえもかった。
今自分は高校生で恋人がいて、結婚したいと思っていたし、大学生になっても付き合い続けられていれば結婚も可能性があると思っていたけどこの映画を見て社会人になってから付き合い続けるのも大変なんだなと知った。
麦と絹の2人は趣味が本当に同じで最初の価値観がかなり近くて本当に楽しそうだったから、時間が経ってそれがポロポロと剥がれていくのが辛かったと思うし、それに耐えられなかったんだと思う。合いすぎても辛いんだなと思った。

とても綺麗な映画で1人でもう一度見たくなった。彼氏とは絶対に見たくないしお勧めしません。


追伸
2回目を見て、パンフレットを買いました。パンフレットは2回目を見た1週間後に読みましたが本当に読み応えがあって、パンフレットだけでも泣きそうになりました。YouTubeで勿忘のMVのコメント欄の考察・感想を読み漁って余韻に浸っています。最高です。もしかしたら彼氏と見てみたいかも。
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