磯中

花束みたいな恋をしたの磯中のネタバレレビュー・内容・結末

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

初日舞台挨拶に合わせて観ました。
恋愛映画で泣くわけないと思ってたのに最後の最後にジョナサンで「終わりの始まり」を見つけて泣いた。
全然自分と重ね合わせるところなくても泣いた。坂元裕二強い。

夢を語る麦と、一般社会にこぎ出そうとする絹。
夢を一旦横において一般社会で闘う麦と、夢をもう一度追いかけたい絹。
どのタイミングの2人も、その時その時に一生懸命なのに、2人が向く方向は一緒なはずなのに、テンポが違ってしまった。

これが"切ない"ってやつか〜〜〜〜〜!!!!!!

別れ話の後、「とはいえしばらく2人で暮らした。」みたいなところが本当に救いだったよかったそりゃそうだよねいきなりは出ていけないよね円満に別れたわけだしねいいよね別にね

靴のくだり。
最初はお揃いの白いスニーカー
同棲後、麦はビジネスシューズに
で、最後、喫茶店出た麦の足元映すから、もしかして絹…!?などと思ってたら絹は今の彼氏(?)の靴買いに行く話してた。そっちね。

お互い振り向かずに、今の相手が歩いてない側の手をヒラってするのほんと東京ラブストーリーだわ。見たことないけど。見ようね。
磯中

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