このレビューはネタバレを含みます
ジョナサンに若い二人が入ってきてからの止めの刺し方が、もう!
冒頭の押井守、自分だったら保坂和志とかかなぁ、なんて。
二人が同棲した部屋のベランダからの眺めに、『寝ても覚めても』のラストを想起した。
どちらかと云えば、自分は結局、麦のようになれないまま歳を取ってしまったと云うことだろうか。しかし、2020年の段階でも、まだ二人は26なのだ。
『ヤクザと家族』と同日に観たので、岩松了の役柄の差にザッとなった(どういう意味?)。
日本のテレビドラマはほぼ出てこないが、あの二人ならきっと坂元裕二脚本のドラマは観ていた筈だ。そうでなくては。
今更ながら、有村架純の魅力とは何だろうか?と考えてみる――。