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花束みたいな恋をしたのpoのネタバレレビュー・内容・結末

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

友達2人と鑑賞。

作品を見て、最初は「こんなに気が合うことある?」「こんな偶然ある??」とフィクションを感じてた
だけど、会ったらすぐ寝ちゃうみたいないやらしい感じは全くなくて
一緒にいることを楽しみながら付き合っていく感じ

花束は一本一本の花が束になってできる
花束になったことで、綺麗!って輝きを増すこともあるけど…一本が枯れちゃったら花束として綺麗に見えなくなってしまうこともある
作中でも言ってたように、一人一人の恋があって、それがあわさると付き合ったりする
最初は2人ですごく綺麗な花束になっていたけど、互いの気持ちが枯れ始めて綺麗じゃない花束になっちゃったのかもしれないなと思った

花束「みたいな」には、2つの意味があると思った
1つは比喩の意味
それは上に書いた通り
もう1つはおおよその意味
私は人からもらった花束が枯れて捨ててしまった時に、後になって思い返すことはなかなかない
でもこの2人は恋が終わってからも、生活の節々で思い返してた
私の思い描いてた花束とは違うから、約花束なのかな?

とか勝手な解釈を繰り広げました笑

別に誰が悪いとかじゃなくて、
自分の成長のために頑張る姿はかっこいいし、やりたいことをやりながら自分の趣味を絶やさないのも素晴らしいこと
私は恋愛経験が少なすぎて、共感も同情も出来なくて泣けなかったけど
渦中にいたらわからないものなのかも?
客観的に見えてるのは第三者だけなのかな?
恋は盲目ってこう言うことかと痛感

とてもエモーショナルで綺麗な映画でした
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