花束みたいな恋をしたのとぅかのネタバレレビュー・内容・結末

自分と重ねてしまって凄く辛くなった。
色んなことが頭の中でぐるぐるして同棲を始めたあたりから観ていられなくなり、席を立ちたくなった。映画自体は凄く好き。
4年も付き合うとそりゃ別れ方が分からなくなるよね。

片方は理想を取って、もう片方は現実。
気づいたらすれ違っていて、恋愛は理想だけど結婚は現実であり生活、好きなだけでは永遠に一緒には居られない。
本当にどこにでもいるカップルだった。普通のカップルの話で、身分の差とか浮気だとかシンデレラストーリーとかそういう話ではなかったからこそなおさら深く心にぶっ刺さった。

恋愛経験の差で受け取れるものが変わる映画だから、｢人を好きになった事ある人｣、｢付き合ったことある人｣、｢同棲したことある人｣、｢別れを経験したことある人｣みんな違う感想になる気がする。

カップルで観たら別れるってよく聞くけど、｢自分はそんな不安定な付き合いをしてないわ｣って思ってた。でも彼氏と観たら別れてしまうかもしれない側だった。自惚れてた。一緒に観なくて良かった。

あとは菅田将暉の鼻が高すぎた。