はるきゃん

花束みたいな恋をしたのはるきゃんのネタバレレビュー・内容・結末

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

まず映画のレビューからすると、付き合ってるカップルってびっくりするくらいの奇跡がなぜか重なったりして、運命かな?って思っちゃう、そういうあるあるが散りばめられていて誰が観ても分かる〜!って思える恋愛映画で良かった
同じ日に同じ映画観てたとか、1杯目のお酒は絶対同じとか、同じスニーカーやトートバッグ使ってたり、大学生のあるあるな恋で可愛くて、うん、良かった

私は、学生の頃から4年付き合って、同棲している彼氏と、猫を飼っています
社会人になってたくさんすれ違って、出会ってすぐの毎日が楽しかった頃と違って会話も少なくなったし、つい数ヶ月前にお互いが、お互いの友達に「別れようと思ってるんだ」って話してた
だけどいざ、別れ話になった時、「別れたくない」って彼に言われて、麦くんの台詞に全部が重なって苦しかった
「今日が楽しかったから、そう思うだけ」って私は言わなかった、私も別れたくないと思ったから
でも映画を観た後に、あの時同じこと言えば良かったとは思わなくて、なんでかなって考えてみた
私はやりたい仕事があるから好きなことを仕事にしたくてこの春に転職するんだけど、そのことを伝えた時、自分の仕事も大変な中だったのに今の彼は全力で応援してくれたんだ、麦くんとは違ってたなって
同じような境遇だったけど、4年間の中にある無数の選択を間違って来なかったのかなって思えた、だから今も一緒に暮らして行けてるのかなって
家具とか光熱費とか猫ちゃんの親権問題、考えなくてもいいように、自分の人生の目標は彼との現状維持であるように、大切に暮らして行きたいなって思った
2人にしか分からないカラオケの曲や、お揃いの服や食器や、時々思い出して、楽しかった事だけじゃなくて、苦しかったことも大事にしていきたい
彼がこのレビューを読みませんように…