ゆきか

花束みたいな恋をしたのゆきかのネタバレレビュー・内容・結末

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

「花束みたいな恋をした」
観終わったあと、なおさら刺さるタイトルの意味。花束と同じように、最初は華やかに見えるものでも、いつか終わりがくる。「諸行無常」という言葉が当てはまるのかな。

映画のふたりのような恋愛をしたことがないわたしにとっても、前半のお互いの内面を好きになって感情的に盛り上がりを見せるシーン、後半の考え方のすれ違いが積み重なっていくシーンはリアルで、菅田さんが言う通り「恋するまぶしさと切なさ」を嘆く半面、こんな恋がしたいという、明るい気持ちも湧いてきた。きっと、最後の恋人としての関係が終わった後の3か月のシーンがあったからこそ、こんな気持ちになれたのだと思う。( ふたりのような終わり方ができるカップルは、実際どれくらいいるのだろうかと疑問に思ったけれど、映画ならではかと、)
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