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花束みたいな恋をしたのu74のネタバレレビュー・内容・結末

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

良かったと聞いていたので、来週で上映終了(最寄りの映画館は)と知って滑り込みで観てきました。

邦画では久しぶりにストレートに幸せな作品を観たな、という印象でした。
恋愛ものはあまり観ないことが良かったのか、新鮮で、菅田将暉さんと有村架純さんの芝居も作品に合っていて好印象でした。

あれだけ意気投合することが現実にあるかどうかは別として、映画は日常(現実)であり非日常(非現実)でもあるのでとても絶妙なラインな気がします。
だからこそ、すれ違っていく様が映えたんだなとも思います。

ただ、終盤に二人の昔の頃をトレスしたような二人が現れたのが、せっかく現実に降りてきたのにまた非現実に行ってしまったのでちょっとチグハグな印象を受けてしまって冷めてしまいました。
菅田さんと有村さんが本当に泣いて芝居をしていたのでギリギリ集中して観れたという感じです。

『綺麗な思い出』をゴリ押しされた感じがして、あれ以上トレスした二人のシーンの尺が長かったらキツかった…

でも総合的には観て良かったと思いました。
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