違うんだよ、好きなものよりもむしろ、嫌いなものが一致していたほうが恋愛はうまくいくんだよ、ただし相手に対するリスペクトさえ忘れなければね!
とか、
学生時代、友人に「私たちみたいなサブカル女ってさー」と言われて、そういうひとくくりがイヤで「私はサブカルじゃない」と全力で否定したなあ!
などと、ああ、もれなく自分語りを始めたくなる映画ですね。ああ恥ずかしい!
『すばらしき世界』と同じ日に観賞したのだが、あちらが社会の構図を描き出した作品ならば、こちらは半径1メートルの大切な個を見つめた作品なのだな、と。
どちらも切実にそこにある世界。よい映画です。