このレビューはネタバレを含みます
予告の時点で自分に刺さりまくるから映画館で観る勇気がなかった映画
自分の好きなものを開示してそれが噛み合う瞬間って超楽しいし、この人わかる人だってうれしくなる。
本棚見せるのって恥ずかしいけど、ほぼ持ってる本同じだったら運命感じちゃうよなあ。
それが絡み合ったイヤホンみたいになっちゃったんだなあ…
すれ違っていく過程がリアルに描かれていて、違う世界線の自分みたいだった。
仕事の価値観とか、日々に追われて好きなことを諦めなきゃいけないとか、好きで近くにいる相手が疎ましく思えてしまうこととか。
空いてる時間に本を読んでた麦くんの娯楽がパズドラになってるのが本当にしんどかった…。
一般的な恋愛映画だったら、結婚して終わりだったんだと思う。
でも、麦くんの語る、ワンボックス買って子どもとディズニーランドとキャンプは理想の家族像と違くてまたそこですれ違ってて、一緒にいられないって分かってしまう。
いい映画でした。
サブカル好きで意気投合した今の夫を大切にします。