このレビューはネタバレを含みます
出会いから別れ、元カレ元カノにばったり遭遇まで終始、恋愛の「めんどうくさい」が100%詰まった作品でとてもいやな気持ちになったけど、そのリアルさと温かい世界観でこの作品すきだなってなるから不思議。あのどうしようもなく相手のことばかり考えてしまう時間も、会話が減っていくのも、良い思い出だけを振り返って別れるのも、付き合った年月が無かったことにならないのも、恋人でなくなればなんとも思っていなくてももう会うことがないという関係もすべてめんどうくさい。この「めんどうくさい」をすべて放棄したい
「もったいない、もったいない。今話しかけないで。まだ上書きしないで。」