このレビューはネタバレを含みます
なんだか舞台を見ているような感覚になる演出だったな
スパイでもなければ、スパイを疑われているわけでもなく、売国奴として疑われている...というかんじだった
どこまでも自分勝手な男だったが、それでも最後まで信じている妻がすごい
正義のための行動だったとして、はじめから分の悪い戦争であり、731部隊の悪の所業(史実かどうかはひとまず置いておいて)を敵国に漏らしたとて(すでにそのようなことは知られていたかもしれないし、当時他の国でも行われていたことではあると思うので)どれほど戦争に影響があったのだろうかとも思うが、それはあとの時代に生きる私だから思えることでしかないよなあ