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花束みたいな恋をしたのUMAのレビュー・感想・評価

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)
4.2
2023年72作目

だっせータイトルの邦画だな~と思ったけど菅田将暉が出てるから見るか~と思ったけどめちゃくちゃ良かった!

2人の心理変化や周りの変化、社会人になっての変化などが上手くえがけてて刺さる。主人公の病気やら、記憶喪失やら第三者の存在やらそんな物を安易に出さずに2人の関係性にだけ焦点を当てて飽きさせずに見させるのが素晴らしい!

エンドクレジットで坂元裕二の名前が出てきて納得。
終わり方もいいな~

2人のやりとりも良い。バール的な物とか、白のジーンズは履かないでとか。俺は丸いタッパーとイキったファミリーカー(ベルファイヤとか)が嫌い。

持論としては好きなものが一緒より嫌いなものが一緒の方が上手くいく。

雰囲気的にはちょっと思い出しただけとか愛がなんだ系の映画。

2人が話してる小説家はあんまり分からなかったけど漫画は全然分かる。押田守は見た目じゃ分からん。

ジャックパーセルは一番好きなスニーカーなので嬉しい。

趣味も合う友人だった妻と1年付き合って結婚生活12年の先輩からアドバイスをすると2人は結婚しても全然上手くいく!

今でも妻がオススメする小説を読むし、私がオススメする漫画を読まして、良かった映画を見せあって感想を言い合って幸せな生活を送れている。

麦と違ってクリエイティブな夢はなかったけど考え方とか自分とめちゃくちゃ近いし、妻も絹に近い。

何か上手くは言えないけど刺さったし、妻をこれからも大切にしようと思って東京出張のお土産を買った。

帰ったら妻にもこの映画を勧めよう。
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