かつあき

花束みたいな恋をしたのかつあきのネタバレレビュー・内容・結末

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

普段、恋愛映画を観ない自分にとっては新鮮な内容だった。
そもそも過去の恋愛が思い出になることがあまりなくて、脳内の記憶から削除している気がする。飲み会とかで過去の恋愛の話になっても思い出すのに時間がかかるし、ましてや映画の冒頭であったイヤホンの話みたいな、過去のパートナーと接する中で得た価値観・ついた癖のようなものって今の自分には全くない気がする。(決して、思い出したくないくらい嫌な思い出があるとかではないです、笑)

そんな中でも共感できた部分が二つあったから、忘れないように記録します。
一つ目は、恋愛はパーティーっていう考え方。自分としてはパーティーってあまり馴染みのない言葉だから、フェスっていう言葉に置き換えて共感した。恋愛はフェスみたいに、一緒にいる人とその時の音楽に合わせて全力で楽しみたいし、出来ることなら通し券をもらって、永遠に楽しみたい。
二つ目は、菅田将暉が仕事で忙しくなって、余裕がなくなるシーン。割と忙しめな会社にいるからか、先輩とか上司を見ていると、仕事を優先し過ぎてしまって、家族とか趣味といった人生をより豊かにするためのものを削ぎ落としてしまっている人が一定数いる気がする。仕事はもちろん大事だし、生活を維持するためには必要なことだけど、パートナーとか子供がいるのに土日含めて毎日遅くまで働いているところを見ると、少し悲しくなる。会社に毒されすぎると、趣味とかお金にならないことが馬鹿らしく感じるようになって、周りの人を見下したような態度を取ってしまい嫌な思いをさせてしまうと思う。会社は自分の幸せを守ってくれるわけではないから、周りにいる人を幸せにすることを第一優先に、これからも生きたいと思った。

初Filmarksだから、上手く書けてるか分からないけど、たまに見返すことで、映画はもちろん、その時の自分の価値観を振り返りたいな。
かつあき

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