たな

花束みたいな恋をしたのたなのネタバレレビュー・内容・結末

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

「我々のこれまでの道のりは美しかった。あと一歩だった」
気になってたけど観るのを避けてた映画

大学と社会人の狭間
変わらないものはないのに現状維持って不可能だよね

新社会人って忙しい
社会に削られてプライベートで何も考える必要がないソシャゲを無気力にやる表現とかうますぎ
片方だけが就職した時のズレとか4年とか
色々重なって刺さりすぎた
グロすぎる

全く同じ人はいないのに
同じ価値観にただただ興奮し、
違う価値観を話し合う楽しさや
いなす手法すら知らない幼さ
恋愛のドーパミンは3年が限度らしい

変わってしまったことを残酷なまでに表現してくる
邦画はこれだから観るのに覚悟がいる
R指定した方が良い

じゃんけんは全く同じ事考えてた
終電間近にみんなと一緒に走る感じも
朝帰りのみんなと反対側に歩く感じも好き

「あなた達か、この世に数々の実写版を産み出しているのは」
「クロノスタシスって知ってる?」
「恋愛は1人に1個ずつ」
たな

たな