babaちゃん

愛しの母国のbabaちゃんのレビュー・感想・評価

愛しの母国(2019年製作の映画)
3.9
建国70年を記念して作られらた作品。
節目の年代を追ってのオムニバス。
自国民に向けての映画。
建国当時は希望があったろうね。

国旗掲揚にまつわる実話。
建国祭典で国旗掲揚を任された科学者の奮闘。
物がない所から時間との勝負のドタバタ。
住民の協力や当事者たちそれぞれの愛国心と誇り。
写真の実科学者に痩せたソクラテスの顔を見た。

極秘の核開発。
共産党独裁の怖ろしさを感じる。
開発者たちは3年間音信不通で開発従事。
そうできるのは共産党だなー
犠牲になった青年の恋物語が美しく描かれる。
核実験成功に国を挙げての歓喜の様子。
複雑な思いで観た。

その後発展してゆく中国。
偉業を成し遂げた人ではなく
一介の名もない主人公綴るストーリー。

ロサンゼルスオリンピックのバレーボール試合…小さな恋の物語笑
香港返還式典…また国旗掲揚。面子が大事なお国柄。時計職人の香港俳優サイモン・ヤム。
北京オリンピック開催…開会式チッケト騒動のグオ・ヨウはいいね!
神舟11号帰還…リウ・ハオランとチェン・フェイユー兄弟似てる。
建国70年式典
名だたる名優たちの好演。
中華人民共和国は素晴らしい国と胸を張る人々。
愛国心を掻き立てる映画。

これを先に観たら「愛しの故郷」は観なかったかなー
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