このレビューはネタバレを含みます
A24特集上映。
私には思ったより理解が難しかった。字幕ではなく英語で理解したかった。鑑賞後じわじわと感動した名作。
「未来があるとしたらどんな未来?」とインタビューで始まりインタビューで終わる映画。
インタビュアーである主人公のジョニーが9歳の甥っ子ジェシーと生活する中でなぜ独身か?なぜ兄妹仲がぎこちないのか?、ズバズバと痛いところを逆にインタビューされる立場になり、自分の人生の出会い、別離、不和、後悔といったことについて自問自答していくところが興味深い。
人生のうれしいこと、悲しいこと、苦く辛いことを全て呑み込んで「どんどん」(c’mon c'mon )進むことが、人生なのだということを9歳の男の子が大人に逆に気付かせてくれるストーリーに、自分の人生に照らして考えさせられた。
終盤、公園で大声で2人が自分を奮い立たせるシーンが感動的。
これから先、ジェシーは訳ありの父母とどう生きていくのだろうか?