このレビューはネタバレを含みます
設定も物語の入りも、めちゃくちゃチョコレートドーナツだったけど、内容は全然違った。
チョコレートドーナツと比べて、この作品はLGBTQのもっといろんな苦悩を描いてる。
特に、自分の(男っぽい)名前に嫌悪感があるってシーンが勉強になった。
そういう点ではリアルだなあって思うんだけど、無理がある演出が多くて、リアルじゃないなあってなる。
「こういうストーリーにしたいから、このイベントを入れ込もう」みたいな。ストーリーありきの不自然なイベントが時々発生する。
(バーでの乱闘からのバレエ、公園のおじいさん、性転換手術の後遺症、りんの自殺...)
ああ現実の話じゃないなあって覚める。
演技が上手い分余計に。